福丸保育園
              社会福祉法人 白蓮会 
こ と ば も 遊 び

 園児達とはなしていて、つい吹き出してしまう事って随分ある。

ある女児が「あいうえおが言えるんバイ!」と言ってきたので、50音を順に聴いた。次いで私が濁音を言うとついてきた。

 私「ぎゃ・ぎゅ・ぎょ」→園児「ぎゃ・ぎ・うご」  あやしいが、まずまずの返事が続いた。
 私「じゃぁ次ね・・・、ひゃ・ひゅ・ひょ」 → 園児「ひゃ・く・しょう・・・」  これには思わず大笑い。

 園庭の総合遊具である園児が、「ねぇねぇ、見よってん・・・ しっきぃバイ」 と登り棒を指さした。私「コレは何?」 って聞くと、間髪入れずに 園児 「のぼりびんぼう・・・」 私、大笑い! 何度聞き返しても「登り貧乏」なのである。

 私が3才の頃、母が何度教えてもパンツの事を「ズンパ」といい、リンゴの事を「ジッパ」といっていたらしい。今考えても、言い当てることの出来ない不思議な言葉だ...

 『笑おう日本人』と題して、園便りに笑うことが重要だと書いた記憶がある。さかのぼって事績を見てみたら、ナント5年も前のことだった。 その後も“ゆかいな園児達” や “保育室にて” 等と勝手な題を付けて園児達の奇妙な言動を紹介している。

 ・・・腹が立った時、「笑える事」を探すのって一つの方法ですよ!子どもを叱る時には、感情的に、一方的に叱ったら、まず効果がありませんよね?! コレは、皆さん充分ご存知。じゃぁ、感情をグッとおさえて、冷静に諭す方法は? というと難しいでしょ! まず周りで笑えそうな事を探してみましょう ・・・大きく略・・・ 世の中、くらい事件ばかりだという無意識の想念を、笑える想念に変えていきましょう。常に周りには笑いの種、子ども達がいっぱいいるのですから・・・

と、内容を読み直して、改めてそうだそうだと思った。
ことばの獲得段階にある幼児は、例外なくおかしな言葉を発することがある。私は思いっきり笑っている。「笑われて子どもが萎縮する」等という意見もあるが、そんなの関係ない。子どものおかしい事を笑わないなんて勿体ない。笑えない冷めた子どもが出来るより随分ましだと思っている。
 風呂に入った時、「10まで数えて、100まで数えて」というのがある。それも良いが、「じゅげむを言って」 や 「友達の名前を全部言って」 それから・・・、もう、無数にある。 毎日が遊び。遊びの中で子どもは考える。 昔の人は“読み・書き・そろばん”と云われた。 現代、その“読み・書き・そろばん”の時間が圧倒的に足らない。その前段、幼児期の親子での言葉遊びが足らない。


平成16年 花祭り
Copyright(C) 2000-2007 fuku.All Rights Reserved

White lotus is social welfare public corporation
504、Fukumaru、Miyawaka-City、Fukuoka 〒822-0101 JAPAN